
避難用滑り台とは

避難用滑り台とは、建物から迅速かつ安全に避難することを目的とした避難器具の一つです。
避難用滑り台は、火災や地震その他の緊急事態において階段やエレベーターが使用できない場合や素早い避難が必要となる場合の安全な避難手段として設置されています。
建築物に固定ており構造上の安全性が高く、らせん型は多くの場合2階から10階までに対応した製品となっており、各階からの利用が可能です。
鋼製の部材にて構成されており、高強度かつ高い耐候性を有していますので永い期間において省メンテナンスで安定した避難が可能な製品となっているのが特徴です。
避難用滑り台の使用用途
避難用滑り台は主に以下のような用途が考えられます。
迅速かつ安全な避難が可能なため、特に緊急時において短時間で多くの方の避難が必要な場合に有効です。
- 小さな子供(幼稚園・保育園・児童館など)
- 高齢者(老人ホーム・介護老人福祉施設・サービス付き高齢者向け住宅など)
- 体の不自由な方(障害者支援施設・児童養護施設・特別支援学校など)
上記は主な用途となりますが、体の不自由な方が働くオフィス・乳児院・企業内保育所などでも使用されています。

避難用滑り台の種類
避難用滑り台は大きく分けて、直線式・らせん式・カーブ式の3種類です。
1.直線式
敷地が狭い場合でも比較的設置がし易く、2階建ての施設に多く使用されています。
2.らせん式
多くの場合2階から10階まで対応しており、各階での利用が可能であり、落下防止用の外周ルーバーの設定があるものや屋外階段が併設されている製品、省スペース用の小径な製品もあります。
3.カーブ式
敷地の制約や障害物の有無等の設置条件に合わせて、直線式滑り台の一部をカーブさせた形状にて対応が可能な製品もあります。
避難用滑り台の種類

●設置場所
避難の際に際して容易に接近することができ、階段・避難口その他の避難施設から適当な距離にあり、かつ安全な構造を有する開口部に設置します。
●避難空地
避難階の滑り面先端より前方に1.5m・滑り台中心から左右各0.5m(=幅1.0m)は法的に設ける必要のある空間(避難空地)となり、障害物を置いてはいけません。
●勾配
滑り面勾配(傾斜角度)は法的に25度~35度の範囲内と定められており、直線型は階高寸法と滑り面勾配(25度~35度の範囲内にて設定)により滑り台長さを算出します。また、らせん式の場合は滑り面中心の径にて滑り面勾配を算定します。
●降下空間
滑り面から上方に1m以上、滑り台両端から外方向に0.2m以上の範囲内は法的に設ける必要のある空間(降下空間)となり、障害物があってはなりません。
避難用すべり台『スカイダー』は…
小さなお子様からご年配の方、身体の不自由な方々にとって一番安全な避難器具です
導入のメリット
- 1安心!
一般財団法人日本消防設備安全センターの認定商品です。
常時固定式なので、いつでも避難経路が確認出来ます - 2安全!
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スカイダー使用方法how to use
利用者インタビューinterview
Q&AQ&A
直線式・カーブ式
らせん式
さらに安心をプラス
敷地が狭い場合はこちら 【狭小地用】
-

狭小地用
らせん -

狭小地用
らせん
ルーバー
<ルーバー付タイプ>
-
SL-W型/SL-WS型
直径2m以下・敷地に余裕が無い場合にお勧めします
滑降試験動画
認定品の中で最も厳しい条件(勾配35°)で様々な方にすべって頂きました
体格や衣類の素材によっても滑降スピードが異なることが分かります
らせん式
【SL-CN型 2F】
| 階高 | 3m | 勾配 | 35° | 直径 | 2m |
|---|---|---|---|---|---|
| 気温 | 30.6℃ | 湿度 | 39% | ||
直線式
【T-AG型 2F】
| 階高 | 3.8m | 勾配 | 35° | 減速面 | 70cm |
|---|---|---|---|---|---|
| 気温 | 10℃ | 湿度 | 30% | ||
安全なすべり方
手すりをしっかりと持ち体重をゆっくり前方にかけることで自然と体を滑らせることが出来ます。
注意:手すりから手を離してしまうと後ろに倒れてしまい、頭を打つ可能性がありますのでご注意ください。
滑降スピードの調節方法について
- 患者様や高齢者の方 ご自身がスピードの調節できる場合
- 手すりの握り具合で調節する
- 両足を広げすべり台の側板に足(靴)を押し付けながら加減する
- 滑られる方ご自身でのスピード調整が困難な場合
介助者の方にサポート頂く必要があります。
実際に介助をしている様子はこちらをご参考にしてください。
Q&AQ&A
使用する際の注意点
注意事項
- 当製品は避難器具です。用途以外には使用しないで下さい。
- 遊具として使わないで下さい。
- 滑り始め及び避難空地には物を置いたりふさがないで下さい。
- 前方の避難者と十分に間隔を空けて滑り降りて下さい。衝突の恐れがあり危険です。
- 荷物を持ったり、身に着けたまま滑らないで下さい。
- 途中で立ち上がったり、危険な滑り方は絶対にしないで下さい。転落の恐れがあります。
- すべり台を下から登らないで下さい。
- 手すりを強く握りすぎるとブレーキがかかり、肩または腕を痛めることがあります。
- 日射により表面が熱くなっている場合があります。訓練の際は直接肌が触れない様、長袖・長ズボンを着用ください。
よくあるご質問
避難訓練の際、事前に準備をすることはありますか?
- すべり始め、避難空地が物でふさがれていないか、避難経路をご確認ください。
- すべり面が汚れていたら滑りにくい場合がございます。
雨などで濡れていれる場合はスピードが出やすくなりますので、あらかじめ床面を柔らかい布で拭いてください。 - 日差しが強い夏場はすべり面の温度が上がっていることがあります。
そのような場合は事前にカバーをかけておくか、一度水を流し拭いて頂ければ温度が下がります。 - 避難訓練の際は滑り台に直接肌が触れないよう、長袖・長ズボンをご着用ください。
- 実際に滑る前には降下方法・避難対象者へのサポート手順をお一読ください。
体重や衣類でスピードは変わりますか?
- 体重が重い方ほどスピードは出やすい傾向があります。
- 着用されている衣類(ズボンやスカート)の素材によってもスピードが変わります。
ジャージ等化学繊維の素材はスピードが出やすく、ジーパンなど綿素材はすべりが悪く感じられる場合もあります。
こちらの【滑降試験動画はこちら】も
参考にしていただけたら幸いです。
滑降試験動画はこちら



















